代表的な胃の病とは
食べ物を消化してくれる「胃」は、私たちの生命維持に欠かせない消化器のひとつです。現代日本では、そんな胃の病を患う方が増加しているといわれています。こちらでは、よく見受けられる代表的な胃の病について一部ご紹介します。
逆流性食道炎について
胃酸や消化物が食道へと逆流し、食道に炎症が起きている状態です。胸やけや胸痛、のどの違和感などが症状として挙げられます。健康な状態であれば、括約筋が働いて胃酸の逆流を防ぐ弁の役割をしているのですが、様々な原因によって括約筋が正常に働かなくなる場合があります。その結果、弁が解放されてしまい、胃酸が逆流して炎症を引き起こすのです。
胃炎について
胃炎には、慢性胃炎と急性胃炎の2種類があります。加齢やストレスなどの様々な原因によって引き起こされると考えられており、日常的にも起こりやすい病のひとつになります。
慢性胃炎は、主に30代から50代の中高年が発症しやすいとされており、食事を終えた後の胃もたれ、胃の痛みや不調といった症状が現れます。急性胃炎は、薬物の使用やストレスが原因と考えられ、胃の粘膜が炎症することで発症します。主な症状には、胸やけ、吐き気、胃に強い痛みを感じるといったものがあります。
胃潰瘍について
胃の内部には粘膜があり、胃が胃酸で溶かされないように保護しています。胃潰瘍は、ピロリ菌や薬の作用などによって粘膜の働きが損なわれ、胃にダメージが与えられた状態です。
ストレスでもなりやすいとされ、背中への痛みや吐血、みぞおち周辺の痛みといった症状が現れます。
胃下垂について
本来の位置よりも、胃が下にある状態を胃下垂といいます。骨盤の歪みや腹筋の弱体化、ストレスなどによって発症するといわれており、症状が悪化すると骨盤やへそ付近まで胃が下がってしまう可能性もあります。
胃の位置が下がることによって、食道から直腸まで内容物を運ぶ為の蠕動運動が低下し、消化に時間がかかるようになります。胃もたれを引き起こしやすくなるだけでなく、満腹感が長引いて食事する回数が減れば、栄養不足を引き起こすこともあります。
代表的な胃の病としては、このようなものがあります。症状に思い当たる方がいらっしゃいましたら、愛知県春日井市にあるアベクリニックへご相談ください。痛みをできる限り抑えた内視鏡検査を行っており、大腸内視鏡検査に抵抗を感じる方にも安心してご利用いただける内視鏡となっています。
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