健康的な腸の状態
腸の状態が悪くなると様々な病気の原因に繋がります。日頃から腸内環境に気をつかい、定期的に内視鏡などを使った腸内検査を受けることが大切です。大腸内視鏡検査を受ける時、自分の腸の中を見る機会があるかもしれません。
こちらでは、健康的な腸の状態をご紹介いたします。
腸内細菌のバランスが保たれている
目では確認することのできない腸内細菌が、大腸や小腸には沢山存在しています。細菌まで内視鏡で確認することはできませんが、腸内の健康状態が分かる大切なポイントといえます。健康な腸には日和見菌、善玉菌、悪玉菌といった菌がバランスよく保たれています。
もしこの腸内細菌のバランスが崩れてしまうと下痢や便秘などの症状があらわれるので、お腹の調子が芳しくない状態が続く時には、ぜひ内視鏡検査を受けてみてください。
腸に潤いがある
内視鏡で実際に腸の中を見た経験がある方はご存知だと思いますが、腸の中は湿っけがあって、ぬめりがあるような状態です。このぬめりは大腸の腸粘膜によるもので、腸の働きを円滑にする役割を持っています。腸の中に潤いがある方は、腸粘膜が順調に働いている証拠ですので腸内環境が整っているといえます。
絨毛がしっかりと活動している
腸の表面は見た目がツルツルしているので、平らな状態というイメージがあるかもしれませんが、絨毛と呼ばれている栄養分を吸収するための襞が絨毯のように敷き詰められているのです。ピンク色の襞は血行がいい証拠なので健康的といえます。
このように腸は、様々な状態を見極めることによって健康か不健康か確認することができます。しかし腸の中を見るためには内視鏡を使って検査をしなければいけません。大腸内視鏡を使った検査は決して怖いものではありません。
アベクリニックでは、腸に優しい大腸内視鏡検査や経鼻内視鏡を使った胃カメラ検査を行っております。クリニックは春日井市にございますが、名古屋市の方で大腸内視鏡検査のご検討をされている方は、ぜひアベクリニックをご利用ください。